• Clash クライアント · 設定と使い方

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クライアントのダウンロードと設定

OSに合ったクライアントを選び、日本語ガイドに沿ってサブスクリプションを取り込み、ルールによる振り分けと YAML 設定を確認できます。

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CONFIG / 設定メモ

Clashのルールと設定

通信の入口からルールによる出口まで、各項目を見ながら接続の処理方法を理解します。

Clashはルールによる振り分けを中心としたプロキシツールのエコシステムです。クライアントがインストールや設定管理、システム連携を担い、コアが実際の接続を処理します。設定を一度にすべて読み込む必要はありません。まず設定を読み込めることと、プロキシグループを選択できることを確認し、その後でモード、DNS、ルールを順に把握しましょう。以下の例は個別の設定項目を抜き出したものです。既存の設定を確認するための参考であり、サブスクリプションの代わりに使える接続設定一式ではありません。

ドメインを優先し、最後にフォールバックルールを設定

ルールモードでは、コアが上から順にルールを確認し、最初に一致したルールのポリシーを適用します。個別に処理するサイトのルールは汎用ルールより前に置き、最後にMATCHで残りの接続を受けます。ここでのProxyはプロキシグループ名です。設定内の定義と完全に一致させてください。変更後はクライアントの接続画面で、対象ドメイン、一致したルール、実際の接続先を確認できます。想定どおりでない場合は、サブスクリプション全体を何度も入れ替えるのではなく、まずルールの順序を確認しましょう。

rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,example.com,Proxy
  - GEOIP,CN,DIRECT
  - MATCH,Proxy
ルール構文を見る →

まず接続できる状態にしたい場合は、クイックスタートをご覧ください。用語の意味を確認するには用語集を開いてください。上のサンプルには直接接続の出口のみが含まれており、設定の構造を説明するためのものです。

CLIENTS / プラットフォーム別ガイド

プラットフォーム別にClashをダウンロード

まずOSとプロセッサの種類を確認し、対応するクライアントを選びましょう。インストーラーとシステム要件はダウンロードページにまとめています。

Windows

デスクトップで使う場合は、まずClash Plusを確認し、Clash Verge RevやFlClashなどと比較できます。インストール前に、Windowsの「設定 → システム → 詳細情報」でプロセッサの種類を確認してください。パソコンのブランドだけでアーキテクチャを判断しないようにしましょう。初回起動後に設定を取り込み、クライアントでシステムプロキシを有効にします。さらに多くのアプリの通信を取り込む必要がある場合は、TUNに必要な権限を確認してください。

Clash for Windowsは開発・保守が終了しており、ダウンロードページではアーカイブとして掲載しています。旧クライアントから移行する場合は、設定を書き出し、ポートとプロキシグループの選択内容を記録してください。旧プログラムのフォルダー全体を新しいクライアントに上書きしないでください。

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macOS

Appleメニューから「このMacについて」を開き、チップ情報に合わせてApple Silicon版またはIntel版のインストーラーを選びます。ダウンロードページではClash Plus、Clash Verge Rev、FlClashなどを選べます。アプリを「アプリケーション」フォルダーに移してから起動し、表示される案内に従ってシステムプロキシやネットワーク拡張を許可してください。必要な権限はクライアントごとに異なります。

キーチェーンの確認ダイアログが何度も表示される場合は、起動したばかりのクライアントからの要求かを確認し、ガイドに沿ってアクセス権の記録を調べてください。クライアントを終了してもWebページが開けない場合は、システムのネットワーク設定でプロキシが解除されているか確認しましょう。

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Android

ダウンロードページでは、Clash Plus、Clash Meta for Android、FlClash、Surfboardを順に紹介しています。インストーラーを選ぶ際はデバイスのアーキテクチャを確認してください。設定を取り込んで起動すると、システムからVPN接続の作成を求められます。許可すると、通常はステータスバーにVPNのアイコンが表示されます。この表示はネットワーク経路が確立したことを示すもので、設定内のすべての接続先が使えることを保証するものではありません。

バックグラウンドで継続して動作させる場合は、システムのバッテリー管理とバックグラウンド実行制限を確認してください。Surfboardを使う場合は、設定形式に互換性があるかも確認しましょう。ファイルの拡張子だけでは、そのまま取り込めるか判断できません。

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iOS

iPhone・iPadでは、ダウンロードページからClash PlusのApp Storeページを開き、公式サイトclashplus.ioも確認できます。インストール後、クライアントの案内に従ってサブスクリプションまたは設定を取り込み、初めて接続を有効にするときに、システムへのVPN構成の追加を許可してください。許可した後、現在の設定とプロキシグループを確認しましょう。「構成の追加を許可」しただけでは、接続設定がすべて完了したことにはなりません。

モバイル回線とWi-Fiでは、DNSやネットワーク制限が異なる場合があります。ネットワークを切り替えた後にアクセスできなくなったら、接続記録と設定の状態を確認し、トラブル対処ガイドに沿って一つずつ検証してください。

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Linux

デスクトップ環境ではClash Verge RevまたはFlClashを選び、ディストリビューションのパッケージ形式に合ったインストール方法を確認してください。インストール後は、デスクトップ環境のシステムプロキシ設定が有効になっているかも確認しましょう。ターミナルのツールでは、プロキシ環境変数を個別に設定する必要があることが多く、ブラウザーでアクセスできるだけでは、すべてのプログラムが接続されているとは限りません。

サーバーやルーターで使う場合は、ダウンロードページのコア欄からmihomoを確認できます。コアを直接実行するには、設定ファイルのパス、サービス権限、ログを自分で管理する必要があります。初めて使う場合は、まずGUIクライアントで設定の関係を把握しましょう。

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QUICKSTART / 3ステップで始める

Clash クイックスタート

まず接続を確認できる手順を完了し、その後で詳細設定を調整します。

  1. サブスクリプションまたはローカル設定を取り込む

    クライアントの「設定」または「Profiles」画面を開き、リンクからのインポートを選んで、正当に入手したサブスクリプションURLを貼り付けます。YAMLファイルが手元にある場合は、ローカルファイルから読み込みます。ダウンロードと解析が完了したら、その設定を選択してください。画面には通常、設定名や更新日時が表示されます。解析に失敗した場合は、まずリンクから設定テキストが返されるか確認しましょう。アカウントのログインページが表示されている可能性もあります。

    サブスクリプションURLにはアカウントへのアクセス情報が含まれる場合があります。URL全体を公開の掲示板などに投稿しないでください。取り込みに成功したのはファイルを認識できたというだけです。次に、設定内のプロキシグループと接続先が利用可能か確認しましょう。初めて操作するときは元のファイルを残し、取り込みと編集を同時に行って元に戻せなくなるのを避けてください。

  2. ルールモードとプロキシグループを選択

    「プロキシ」または「プロキシグループ」画面を開き、まずルールモードを選択してから、主要なプロキシグループで利用可能な接続先を選びます。設定によってはプロキシグループが何段にも分かれているため、最終的な接続先まで展開して確認してください。グループ名は設定の作成者が付けたラベルであり、接続が正常かどうかを示すものではありません。まず既存のルールとDNS設定を維持し、同時に変わる要素を減らしましょう。

    デスクトップでは続けてシステムプロキシを有効にし、モバイルでは案内に従ってVPN接続を作成します。TUNはより多くの通信を取り込む必要がある場合に適していますが、権限やルーティングの設定が必要です。ブラウザーがすでにルールどおりにアクセスできるなら、「全機能を有効にする」ためにすべての通信取り込み設定を同時にオンにする必要はありません。

  3. Webページを開き、接続記録を確認

    ブラウザーでアクセスできることが分かっているサイトを開き、クライアントの「接続」または「ログ」画面で、リクエストが記録されたか、どのルールに一致したか、最後にどのポリシーが使われたかを確認します。リクエストが見えるのにアクセスできない場合は、接続先とDNSを確認してください。リクエストがまったく見えない場合は、アプリがシステムプロキシを使っているか、ポート番号が一致しているかを先に調べましょう。

    検証では一度に一つの項目だけを変更し、再アクセスして結果を比較してください。作業後は接続の一時停止方法とシステムプロキシの復元方法を確認しておくと、ネットワークに問題が起きたときに元の状態へ戻せます。詳しいガイドでは、設定の更新、モードの切り替え、よくあるエラーへの対処手順も解説します。

詳しいガイドを見る →

OPEN SOURCE / プロジェクトの関係

Clashとmihomoのオープンソースエコシステム

プロジェクトの出自、クライアントの保守、設定の更新を区別すると、名前だけを見るより理解しやすくなります。

ClashからClash Meta、mihomoへ

Clashは当初、ルールベースのプロキシとYAML設定を中心に利用エコシステムを築きました。オリジナルプロジェクトの開発終了後も、コミュニティによって関連コアやGUIクライアントの開発が続いています。Clash Metaは後にmihomoへ名称変更されました。そのため、ガイドや設定説明、クライアントの設定画面では、これらの名称が併記されていることがあります。名称に継承関係があっても、旧項目、新しいプロトコル、クライアントの機能がすべて互換性を持つとは限りません。

設定項目が反映されない場合は、まずクライアントの「情報」やコアの画面で、実際に使用中のコアを確認してから対応するドキュメントを参照してください。古いガイドは基本概念の理解には役立ちますが、現在の機能対応状況を判断する根拠にはできません。特にDNS、TUN、ルールプロバイダーなどは、コアの機能やクライアントとの連携方法によって設定方法が異なる場合があります。

GUIクライアントとコアは別々に開発・保守

Clash Verge RevやFlClashなどのGUIクライアントは、主に設定管理、画面表示、システムプロキシ、権限連携を担います。mihomoは設定の解析、ルール照合、接続の確立を担当します。クライアントとコアはそれぞれ異なるペースで保守されるため、アプリ画面の変更が同時にコアの動作変更を意味するとは限りません。ダウンロード時はプラットフォームと用途を踏まえて選びましょう。名前にClashが含まれるだけで、機能が同じだと判断する必要はありません。

オープンソースライセンスは、コードの利用、変更、再配布に関する条件を定めるものであり、異なるプロジェクトに共通の配布元があることを意味しません。このサイトのブランドは、ダウンロード情報と日本語の解説をまとめるためのものです。各クライアントの保守主体は、それぞれのプロジェクト情報でご確認ください。プロジェクトごとの役割を知りたい場合は、Clash、Clash Meta、mihomoの関係を解説を読み、どの設定を移行・維持するか検討しましょう。

ソフトウェアとサブスクリプションを分けて更新

クライアントを更新すると、画面、システム連携、同梱コアなどが変わることがあります。一方、サブスクリプションの更新では、主にノード、プロキシグループ、ルールの内容が変わります。サブスクリプション更新後に接続の問題が起きた場合は、アプリをすぐ再インストールするのではなく、まず設定の変更点を比較してください。クライアントを更新する前に、現在の設定を書き出し、オーバーライドの内容とプロキシポートを記録しましょう。新しい環境で読み込めることを確認してから、古いファイルを削除してください。

サブスクリプションの管理には、サービスのURLとアカウント権限が関わります。クライアントが特定のプロトコルを読み込めるからといって、どのリンクも信頼できるわけではありません。入手元が分かり、利用権限のある設定だけを取り込んでください。公開の場で相談する際は、サブスクリプションURLに含まれるアクセス用パラメーター、アカウント情報、ノードの認証情報を隠しましょう。このサイトでは設定項目と操作方法を紹介していますが、いわゆる汎用の無料ノードを配布したり、第三者サービスの接続性を保証したりすることはありません。

ソースコードとライセンスを確認

mihomoプロジェクトはGPL-3.0ライセンスを採用しており、公開リポジトリで実装、課題の議論、リリース情報を確認できます。自分でビルドしたり、変更したプログラムを再配布したりする場合は、ライセンスと関連する依存関係の説明をすべて確認してください。日常的に使いたいだけであれば、GUIクライアントから始められるため、先にビルド環境を構築する必要はありません。

右側のコマンドは公開ソースコードをローカルにダウンロードするだけで、クライアントのインストール、プロキシ接続の確立、システムネットワークの変更は行いません。コピー後、Gitをインストール済みのターミナルで実行できます。設定項目の意味を調べるだけなら、サイトの設定項目リファレンスまたは用語集を開く方が手早く確認できます。実装の詳細を確認する場合は、ソースコードとプロジェクトのドキュメントをあわせて参照してください。

NOTES / 最近の更新

Clashの使い方とトラブル対処

実際の操作で起きたエラーをもとに、順を追って設定を確認し、原因を説明できる接続記録を残しましょう。

Clashは接続済みなのにWebページが開けない:システムプロキシからDNSまでの確認リスト

接続中の表示だけでは、リクエストが接続先に届いたとは限りません。システムプロキシ、ポートの競合、プロキシグループの選択、ルールの一致、DNS、Fake-IPの順に確認し、リクエストがコアに届いていない場合と、届いた後に接続に失敗した場合を切り分けましょう。何度も再インストールすることによる影響を減らせます。

トラブル対処リストを読む →

Clashのサブスクリプションを更新できないときの対処法:よくあるエラーと自動更新間隔の設定

サブスクリプションの取得タイムアウト、解析エラー、証明書エラーは、それぞれ別に対処する必要があります。まずネットワークリクエストが成功しているかを確認し、返された内容を設定として読み込めるか判断しましょう。自動更新間隔とローカルのオーバーライドの関係も把握しておくと、更新後に手動変更が失われるのを防げます。

更新設定を見る →

macOSでClashクライアントを使うための権限設定:ネットワーク拡張の許可とキーチェーンのダイアログへの対処

「開けません」という表示、ネットワーク拡張の許可、キーチェーンの確認が繰り返し出る場合は、まずダイアログの表示元と必要な権限を確認してから、該当するシステム設定を変更してください。記事では設定画面の場所を順に説明し、アプリの起動、プロキシの許可、接続の確認という3段階を区別します。

権限の説明を読む →

クライアントをまだインストールしていない場合は、プラットフォーム別のダウンロードページから始めましょう。接続できるものの一部のサイトで問題が起きる場合は、症状に合ったトラブル対処記事を優先して確認してください。設定の構造を変更する際は、設定項目リファレンスを見ながら一つずつ修正し、ネットワーク設定全体を一度に置き換えないようにしましょう。

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